2022年2月18日金曜日

【活動日誌】がりがりコース(その3)


がりがりコース(その3
2022218日(金)19:0021:00

参加者:18

講師:柏木陽さん


がりがりコース3回目。「よろしくお願いしますー。」

(柏木さん)とにかくつくり続ける、がりがり。で、どんな進捗になってるか、なんとなくでも見せてもらえると、と思っています。「とりあえず一回なんか見せてみる」のが今日の目標。ではもうさっそくブレイクアウトルームでつくってください〜。


●つくって、やってみて

1時間をめどにチームでつくり、柏木さんに発表してみる。。

 

\浦島太郎・インタビューチーム/

創作中・・・

見せてみる

「ちょっと〜仙人さあん、愚痴っていい〜? あたし〜乙姫なんだけど〜、蓬莱山で会おうっていったのに、待てど暮らせど浦島が来ないんだよね〜・・・」

 

(柏木さん)基本的にはよくできてるので、もったいない部分だけどうするか、かな。どんな内容をしゃべってるかってことを意識してみてね。雰囲気をつくるほうに一生懸命になると内容が入ってこなくなっちゃうのがもったいないから。あと、「なんでこんなにこのひとたちが長いこと話をしたがるのか」とか、それぞれの理由がすこし見えてくると面白いんじゃないかな。あとは、場面が変わってくとこを整理したほうがいいよね。力作力作。

(部員)やってみますー。

 

\写真チーム/

創作中・・・

ご相談

「一応23回やってみたんですけど、今日のところは時間が15分くらいになっちゃうので、それをけずる作業が必要で。あと、音楽とかSEを入れたいっていうのと、5枚の写真を見てるうちに違う世界に入っていくっていうオムニバスなんですけど、どうやっていくか・・・」

 

(柏木さん)そしたら、もうちょっとやってみてください。写真は画面共有でやってみるといいのかな。で、次回見せていただくことで。

(市民館)技術的な部分でなにかあったらご相談くださいね。

 

\浦島太郎・その後チーム/

創作中・・・

見せてみる

「ひとりのおじいさんが寂しそうに浜辺で釣りをしていました。あんまり寂しそうだから声をかけてみました。“もっしもっし亀です、亀さんです”・・・」

 

(柏木さん)映像体験というよりは音声ですすめてくから、ラジオドラマに近い状態になると思うんです。たぶん今、ナレーション、亀、浦島、乙姫ってけっこう人数が必要なんだけど、同じ声でやってるのがわかりにくくなる原因かも。浦島、とか固定で、ナレーション的なことは亀、みたいな。で、テキストを整理する必要があるかな。

(部員)亀がナレーションなんですけど・・・

(柏木さん)、どの立場でしゃべってるのか、ふたりがわからなくなると思うの。亀でも、ナレーションと今ここと、場面ごとに切り分けられるならどっちの状況なのかわかるんだけど、テキストがずるずるっとなってるんだと思う。おはなしはそのままでいいんだけど、パフォーマンスする部分をどう整えるか。で、整えた結果わからない部分は、テキストをなおす必要があるね。まずどっちの分担かはっきりさせたうえで、かな。

(部員)もうちょっとやってみますー。

 

\藪の中チーム/

創作中・・・

見せてみる

「ちょっとね、散歩の途中に白いもふもふした、犬がね、ぴゅーっていなくなっちゃったんですけど、赤い首輪でね・・・」

 

(柏木さん)あのね、多分データをちゃんとしようとしてるのね。でもこれ食い違ってくのが面白いんだと思うの。これだと「犬がいない」「ここにはきてないよ」ってずっと続いてっちゃう。最初の人が「公園」って言って、行くと、つぎの人が「赤い首輪、あれね、みたみた、あっちで見たわ」って。期待をもたせていくから、行ける、っていう構図のほうがいけるかな、と。

(部員)期待、はい!

 

\実験チーム/

創作中・・・

お試し中・・・

「5人でおはなしをまわして読んでいって、そこでいろいろやってみる感じ?」

 

(柏木さん)このチームの皆さんは実験、いろいろできたかな。次回見せてもらうね。

(部員)さらにネタを増やしていきます! 

 


●実はもう折り返し地点です・・・

 

(柏木さん)ラジオドラマっぽいところがふたつ、映像のなかで実験をやろうっていうのがひとつ、会話劇が成り立ちそうな雰囲気のあるのがひとつってなりつつあって、写真のチームは次回見せていただいて。現状、アイデアも見せ方も方向はよくて、いっこずつの工夫をどうするかってところなので、この流れでがんばっていただければ!

(市民館)グループのなかで相談がありましたらこちらまでお気軽に!

 

ところで、実はこの講座はもう今回で折り返し地点。5回目の321 日(月・祝)は夜、各グループ発表してもらおうかと。講座の前に皆さんの自主練ができるようにしようかなとも思っています。

 

あと、今回はチームに必ずブレイクアウトルームに戻るのがむずかしかい人が出てきて、「戻れないよ〜」「だ〜か〜ら〜!」って、ドリフみたいでしたね。

 

ではでは次回311日(金)。工夫してまいりましょう〜。

 

 

 

 

【部員日誌】

\キャプテン、サポーターさんより/

「いやー、今回は気がついたらもう8時半だよって。ずっとしゃべりっぱなしだった・・・」

 

\部員のみなさんより/

「次回までに各自のシナリオの再見直しとして台詞として必要な要素、省ける要素を見直しして台詞の面白さを損なわず意図を損なわずしてどのようにするか?宿題となった。次回までにどのように変わり面白さも加わることを目指してやることになりました。まぁ!結構大変ですがやっぱりオンラインよりはリアルに話して生身の顔や表情を目にしながらのWSの方が面白いと感じた今回でした」

 

「今回、ほぼグループワークの時間となり(進めなければ時間が無いですね^^;)もっと柏木さんのお話もお聞きしたかったなと思います。以前なら、グループワークの途中でも気軽に手を上げてお話を聞く事ができたのに…仕方ない事ですが、そんなところにリモートの不便さを感じます」

 

「回数を重ね、各チームの方向が決まってる様子を覗き見れることで新たな発見がありました。参加しているチームでは、主軸となる言葉たちを中心に実験的にアイディアだしをし即興で様々な試みができ、とても心地よかったです。実際に同じ板の上でできることとZoom上でできることの差にも可能性を感じました。講義終盤に「WS期間も折り返し地点・残りわずかですよ~」と柏木様からあり終わりと別れが寂しくもなりましたが、この場ならではの製作体験を面白がって楽しんでいます