2022年1月14日金曜日

【活動日誌】がりがりコース(その1)

がりがりコース(その1)
2022114日(金)19:0021:00

参加者:18

講師:柏木陽さん

 

この地域に暮らすみなさんそれぞれの生活のなかのことを持ち寄って、オンラインでできる演劇を試してみる…という「がりがりコース」。“部員” 18名で初回がはじまりました。

 

●どんなことしてみたい?

12月の「はじめの会」で、「こんなことがしたい」というアイデアをおぼろげでも構わないので考えてきてください…という話がありました。

 

(柏木さん)ではさっそく、どんなことやってみたい? どんなアイデアありますか?

(部員)………。

(柏木さん)……だよねぇ。では画面に見えてる順でひとりずつ聞いてみようかな。



(部員)

・みんなで台本書いてみたらいかがかな。

・呼びかけに応じてみんなに動いてもらったり。

・思い込みをとっぱらって突飛な発想ができるとおもしろい。「めでたしめでたし」の先を考えるとか。

・演劇の基本、柏木さんの講義でききたい。

・去年、動画から脚本つくって舞台のうえでやったけど、書いた言葉って舌がまわらないっていうか。書き言葉としゃべり言葉って違うんだよってとこを知りたい。

・写真にセリフをうめこんでいく。

・今なにがしたいっていうアイデアはないかな。

・みんなで表現するゲームをやってみたい。

・みなさんとつなげた作品みたいなものをなにかつくれたら。

・オンラインでも音響、照明みたいな演出効果ができるのかやってみたい。

・グループ別に基本設定を考えて、ほかの班が脚本つくり、ほかの班がつくる、みたいなことを思いつきました。

・浦島太郎のその後インタビューみたいな、コメントつなげてひとつの作品つくるっておもしろいかも。

・グループでものがたりをつくってつないでいくのがおもしろいんじゃないか。

・しりとりでお話をつなげていくとか、カードをひいてその顔をやってみるとか。

・去年の活動で、別々の人が1行ずつ考えてつなげる川柳をつくったんだけど、LINE1行ずつ送り合うのがおもしろかった。

・言葉やしぐさ、からだの動きからイメージをつなげていくとか。

 

(柏木さん)…ある?って聞いたらシンとするけど、みんなあるじゃない…!

 

 

●グループに分かれてやってみよう

(柏木さん)つくりたい人と知りたい人がいる感じ? つくりたい人はつくってっちゃうのがいいよね。自分のなかのビジョンを持っててそれをやりたい人と、ビジョンはないけどきっかけをもらえたらそこからつくっていけるかなって人の方向があるのかな。いくつかのグループに分かれること自体はやってみようか。

やってみたいことをしぼりながらグループ分け

ブレイクアウトルームにて「どんなことやってみるか、次回までに何をしてくるか」


↑グループ3のみなさん。柏木さんにアイデアをもらいながら「どんなことやってみる?」

 

●こんなことやってみよう→次回までにやってみること

グループ1/(現在7名)

「浦島太郎」をモチーフに、いろんな立場・状況で浦島太郎に会った人たちのインタビューをつくる。

→次回までに

各自インタビューを考えてくる。

 

グループ2/(現在5名)

写真をもとに話、脚本などをつくってみる。

→次回までに

各自写真を選び、グループメールなどでやりとりしていく。

 

グループ3/(現在4名)

「藪の中」をモチーフに、“おじいちゃんがいなくなった”という設定で、「どんな人物だったか」それぞれがモノローグでつくってみる。

→次回までに

各自「目撃情報」を考えてくる。

 

グループ4/(現在1名+サポート:市民館スタッフ)

音とか映像表現でつくっていく自主トレ? もしくは参加者のみなさんを巻き込みながらZoom上でできる演劇的なことを試してみる。

→次回までに

どんなことを準備するか市民館スタッフと相談。

 

 

次回24日(金)まで約2週間。ひとり時間がちょっとほくほくしますね。企ててまいりましょう〜。

 

 

 

 

【部員日誌】

\キャプテン、サポーターさん/

「みんないろんなやりたいことがあるんだ」

「いろんな意見が出てきて楽しかったね」

 

\部員のみなさんより/

「今まで演劇に触れたことがなく、何をしたらよいのか全くわからず参加しましたが、みなさんの楽しそうなアイデアを聞くことができ、とても濃い2時間になりました!」


「同じグループの方たちと意見を交換しながら、進めていくことができました。一つの作品を作る難しさを感じるとともに、一緒に創り上げていく楽しさも同時に感じることができました。次回も楽しみです。」


「果たしてどんなシナリオが生まれてくるのか!」


「地元の方の多くは去年受講なさった方々なのでしょうか? “去年楽しかった”、“去年の◯◯が…”というワードが会話の中でちょくちょく出てくるので去年はどんなことをやったのかなぁ、きっと楽しかったんだろうなぁと思いながら皆さんのお話を聞いていました。次回が楽しみです。」


「たくさんの創作方法のアイデアが出され、どの方法も実際に試してみたいものばかりでした。次回、自分のグループはもちろん、他のグループがどんなことになるのか楽しみです。(…)ZOOMだと、一人ずつ話すことになるのが良くもあり戸惑いもありという感じで。それぞれ話し終わるまでしっかり聞けるのは良いなあと思う反面、リアクションがしづらい、わかりづらい、伝わりにくい、目線が合わせられないって、こんなにコミュニケーション取りづらいのかなどなど、慣れれば少しは解消できるのかなあ ^^;


「一人一人の意見が聞けて良かったです。私は、iPhoneが未だ不慣れで、ここまで(人並みに)参加出来た事、感謝します。」


PCとか、スマホとか、元々苦手な私にとっては大きなチャレンジで、画面上に写っているだけでもいっぱいいっぱいでした。(…)何もないところから少しずつ皆んなの声でイメージが形作られていき、二時間が終わる頃にはグループにわかれて構想を練るという、発芽から双葉🌱位までの成長を感じた、がりがり初回でした。“初めてのzoom、やってみなけりゃわからない、始まったなら何とかなる!”」


「ズームでの話し合いは、自分にとっては初めてで、面白さ、難しさを体験できました。」