2021年12月22日水曜日

【活動日誌】はじめの会(ゆったり+がりがり)

はじめの会(がりがり+ゆったり)
20211222日(金)19:0020:30

参加者:25

講師:柏木陽さん


茅野市民館で演劇を楽しむクラブ活動。いろんな人が集まって、顔をあわせて楽しむことがなかなかできない時節柄。でも、昨年(2020年度「演劇の『種』育てましょ! 花を咲かせ実を結ばせるクラブ活動」)に引き続き部活をつづけていきましょう〜。ということで、演劇家の柏木陽さんを講師にオンラインのワークショップ「演劇の種\オンラインで/育てましょ! 会わずにつながる演劇部」がはじまりました! これから3月まで、「ゆったりコース」「がりがりコース」の2つのコースで活動していきます。


ゆったり・がりがり合同の「はじめの会」にあたる今回。「興味ある〜」という老若男女、24名のみなさんにご参加いただきました。

 

活動場所はオンライン会議ソフト「Zoom」の画面のなか。使い慣れている人もいれば、はじめての人もいるので、まずは「全員がZoomにつないでみることができるようにする」ことができればOK…。みなさんのネット環境などを事前に聞いておき、つながらない人がいたら個別に相談にのる体制を整えていましたが、開始時間にはスムーズにつながることができてホッ。



↑市民館からはこんな風に参加しているのでした。

 

 

●どんな感じで活動をすすめていこうか

\柏木さんより/

演劇を成り立たせているものって、言葉を含めたふるまいだと思っていて。で、Zoomは会議のツールで演劇のためのものじゃないのであれなんだけど、表情や、言葉をどんなふうにしゃべるかはできるかなって。当意即妙なやりとりはネット環境なんかもあってタイムラグがでちゃうんだけど、ここでできる遊びをみなさんでやっていけたら。 

\ゆったりコース/

月に一回くらいのペースで、台本の抜粋を読んでみます。読む台本は世界で一番有名な本にする? シェイクスピアかな?とか思っていますが、参加する皆さんの中で“これ読みたい”などあったら教えていただいて、みんなでそれも読んでみようかな。

\がりがりコース/

ゆったりコースより活動日が多いです。ネット上の空間でも色々なことをしてみたい、こんなことを試してみたいんだというような、ある種の“欲望”を持っている方が集まるイメージで活動します。たったひとりでつくるという人がいてもいいし、2,3人でなにか会話劇みたいなものをつくってみたいという人がいてもいいし。

 

 

●遊んでみる

Zoomの使い方をおぼえるのを兼ねて、お試し遊び。

ミュートにしたり外したり。

せーの」で全員同時に「あ」!って言ってみたり、「はい」って手をあげてみたり。



↑「近くにある黄色いもの」を持ってきたり。

 

「ブレイクアウトルーム」で2〜3人に分かれて自己紹介したりお話したり。

「ブレイクアウトルーム」から戻ってみんなに「どんなお話しましたか」?

「今日なに食べました?」「冬至だったからお昼にかぼちゃとか食べましたよ」

「ゆったりとがっかり、どっちにする〜?」「がりがりね〜」

 

1月からの活動に向けて

\市民館より/

柏木さんもおっしゃっていたように、Zoomで演劇をがっつりできるってことはないんだけど、できる部分を楽しんじゃおう、できない部分は逆手にとって、そこも楽しんじゃおう、という感じでやっていきましょう。

 

\柏木さんより/

1月からの活動に向けて、こんなことを準備してきてください。

\がりがりコース/

「こんなことがしたい」というアイデアをおぼろげでも構わないので考えてきてください。例えば、映像を撮って投影したいとか、詩の朗読をしたいとか、台本書いてみたいとか。もしくは、アイデアはないけど誰かとやるときに演者として参加したいとか。

\ゆったりコース/

詩とか戯曲とか、ちょっとでも構いませんので「自分が読みたい言葉」があれば持ってきてください。なければシェイクスピアとかこっちで用意するものもあるので大丈夫です。

 

\質問!/

読みたい言葉って本?とか小説?とか、なんでもいいんですか?

(柏木さん)基本的になんでもいいです。ちなみにちょっと種明かし。読むための言葉と書くための言葉ってちょっと切り離されてる感じがあって。書き言葉をしゃべるとちょっと不自然になるし、話し言葉を紙のうえにそのままもってくるのも難しい。たとえば「え?」って書かれてたら「え」って読んじゃうけど、それは「うぇ」とかかもしれない。でも書かれてるものだと「え」だけで他の可能性がなくなっちゃうってことがあって、それはちょっともったいないですよねぇ。

 

ではでは、1月から楽しみましょう〜!


 

 


【活動後の部室より】

\キャプテン、サポーターさんの感想/

「ひとりひとりの表情が見れて、つながれている感じがあってよかったですね」

「いろんなことが試せたり、挑戦できるんだなって感じました」